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某コンペティション惜敗の赤裸々

出羽三山を彼方に望む羽州の地。某ミュージアム(実質的には郷土資料館)のコンペティションに惜敗した。公示からの超短期に加え高難易度に、指名6社中の3社は辞退。このシゴト、ずいぶん長くしておりますと、こういったコンペティションの指針となる仕様書の、一語一句から様々なコトが読み取れる。読み取るところからシゴトは始まるわけなのだ。諸般の事情やら思惑に経緯など。そして戦略を立て臨むわけですが、どう鑑みても勝ち...

卒業 おめでとう

ちょうど朝食に立山を望んでいたら、ふと考えが頭をよぎり書いています。環境が人を創るといいますが、こうやって立山連峰の霊性に護られているこの地域の人々には、ある種の自然な信仰といいますか、元来的に山に育まれているという営みがありますね。子どもを育てても、事業を成していても、環境はとても大切です。その環境に囲まれて何事かは熟成されますから。いかなる環境に自分が立っているかが全てといってもよいでしょう。...

海面は界面(抱負表明)

諸々多々が錯綜した数年に及ぶ沈降も、海底に着いたーとの確信を得たのがちょうど一年前でしたか。それまでの、いつまでも底に至らないこと、すなわち沈みゆくことの恐怖は、得も言われる無為な長大な永遠にも思えたものです。そしてようやく底に着いた。ゴツンという音を聴き、音はそこが底であることを教えてくれました。底こそ安堵です。だってそれ以上の沈降はないのが底なわけで。ちなみにその数ヶ月の後に大震災は起きました...

被災地にミュージアムを創る

ミュージアムが必要だ。あるプロジェクトでご一緒しているインタープリター(の指導者)の方から、被災地のお話を伺っていた。高台に移住するプランが報道されているが、やっぱり元の街に住みたいとか、元の集落の様子を記録にとどめたい、などの声を多く聞くと。復興の最優先課題がインフラの再構築であることに異論はない。それを承知しつつあえてワタシの立場から「ミュージアム」を説くのが本文の主旨。このblogで何度がふれて...

ゾーニングと導線

ゼミのみなさん。前期のミッションも残りあと1ヶ月をきりましたね。各カンパニーのコンセプトなど、ほぼよいでしょう。するとあとは表現です。アウトプットなのだ。盛りだくさんに集めたアイディアも、絞り込んで「核心」をとらえるべし。メインコンテンツを見定めること。そのメインに補足的なコンテンツを付帯させるなど、これは色々な策があってしかるべきでしょう。4コママンガってあるでしょ。起承転結です。3コマも2コママン...

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JTRSBY

Author:JTRSBY
渋谷城太郎 JOTARO Shibuya
MUSEGRAM INC.
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空間計画家
クリエイティブディレクター
ミュージアムデザイナー
クラウド化するミュゼグラムCEO
旅するエピキュリアン

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